NHK全国俳句大会
昨日は第21回NHK全国俳句大会へ行ってまいりました。
投句した1人につき2人まで無料で観覧できるので、母に便乗してちゃっかりと。
会場はNHKホールです。
舞台上には選者の先生方と特選に選ばれた句の作者さん方がずらり。
俳句は“語り過ぎない”ものだと思うのですが、選者も作者もとうとうと語る語る!皆さん堂々とされているなぁと小心者の母娘は遠くから眺めていました。
で、時間も押してなかなか長く疲れましたが、結構楽しかったです。
“コンクールなどで入賞した作品ももちろんいいものだけど、落選した多くの作品もそれぞれの作者本人にとって同じように大切なものであるから、自分の言いたいことを句にすることを楽しめばよい。” というような話があり、入選止まりでがっかりしていた母は喜んでいました。
選者が好みそうな句を器用に作るよりも、自分の見た光景や感じた肌ざわりなどをどうにか17音にまとめてつなぎとめることの方がはるかに自分を慈しむ行為のように感じます。
なーんて。小娘がなにやら語ってしまいました(笑)
こちらの入選作品集に母の俳句もちっちゃーい字で載っています。
私はこれでいろんな俳句を読んで勉強しようと思います。
帰ってから、以前うまく句にできなかったお気に入りの光景を思い出し、一句つくりました。
以前はいろいろ詰め込もうとしてうまくいかなかったそれを、よりシンプルに詠めたと自己満足しています。
もっと素直にシンプルに自然体で句にしてみよう!というのが私の昨日の収穫です。
何も知らないので少しちゃんと勉強しなければ!と対になっていますが。
久しぶりに母娘で出かけられたのも楽しかったです。
母はかなり冷めていて、「harapekoikkoが一緒に行くって言わなかったら来なかったわ」と言っていました。私も一人ではわざわざ出かけなかっただろうと思います。
人に引っ張られて出かけるのもいいものですよね。