それで終わりじゃないでしょ

はらぺこあおむしのごとき私の齧り跡を並べています

子どもが欲しかった子なし女の話③

つづきです。

harapekoikko.hatenablog.com



しっかり検査した結果やっぱり子どもはダメだとわかって、
それでなくてもこの心臓で今後出てくる問題点をいろいろ聞かされて
”子どもを産まない代わりにバリバリ働いてキャリアを積み上げていく”のも難しそうで、

どっちにしても
「がんばれば人と同じように何でもできる自分」で生きていくのは無理だとわかって。

それは受け入れ難く、
どういう気持ちで何を目指して生きていったらいいのか...
必死で模索しようとしましたが、その不安定な心は妬み嫉みをたくさん生み出しました。


友人・知人の妊娠・出産報告がきつかった。
SNSやメールで、何の心の準備もなく産まれたばかりの赤ちゃんの写真が目に飛び込んでくるのが苦しかった。
年賀状も赤ちゃんの写真、妊婦さんの写真、家族の写真、そして写真がなくてもたくさんの報告と家族の人数が増えていく様を見せつけられるようだった。

電車で妊婦さんや赤ちゃん連れを見るのもしんどかった。
マタニティマークを見るだけでも心に負担があった。
身体がきつくてもマタニティマークの人に席を譲るのも、何とも言えない気持ちだった。
電車の中で大きなおなかをずーっと大事そうになでなでさすっている妊婦さんがいて、ずーっとその気配から逃れられなくて泣きたくなった。

姉の妊娠・出産もきつかった。
カテの結果などを両親にも話さないと…と思っているうちに姉が妊娠して、、話すタイミングを逃していた。
つわりがひどくて実家に帰った姉に「あんたの部屋を使わせてあげていいか?」と母から言われて、いろいろ爆発してしまって母に当たってしまった..。
姉が自然にやっている”親に頼る”のも”出産する”のも、私ができないでいるのに、その上私の部屋まで使うのか、、それを母が私に言うのか、、と思ってしまって。
だけど父から叱られるだけだった。


そしてそして、
そんなことを思ってしまう自分が本当に嫌だった。
素直に心からおめでとうと言えない自分、いちいち引っかかってしまう自分はなんて心が狭いのか、小さいのか、汚い人間なのかと。
周りの人のおめでたい出来事に傷ついてしまう自分であるという事に、一番傷ついていたと思う。




ホントは心のどこかでは、
妊娠しちゃえば後はなんとかなるんじゃないか?っていう気持ちもあった。
(もちろんフォンタン後でチアノーゼな私が簡単に妊娠できるはずはないんだけども。)
だけど、どうあがいたって私にはこれからも医療が必要で。
あんなにしっかり調べてくれて、私のことを考えてくれた病院の先生方の話を受け止めずに勝手なことをしたとして、
絶対にそんな患者とは信頼関係を作れないと思うし、私が医師だったらそんな患者の生死を預かれない。。

そんなことを考えた時、
私は子どもを「産めない」じゃなくて「産まない」を自分で選択しようと思いました。

「産めなかった」という被害者的な人間として生きるのをやめようと思いました。


それは結果的に、「妊娠出産に耐えられない心臓」をもって生まれた自分を、
そのまま受け入れて生きることにつながっていました。



そんなこんなで
私が「がんばる自分」「人並な自分」「なんでもできる自分」とかいう条件付きの自分じゃなくて、ただのそのままの自分で生きるきっかけになったのは、
「子どもが欲しい」と思った気持ちでした。

だって子どもが欲しいと思わなければ、ちゃんと通院することもちゃんと検査することも病気と向き合うこともなく、あのまま日々に追われていたでしょう。
そしてあるところでバタッと倒れて多くのものを失っていたかもしれません。


だから子どもが欲しかった気持ちはずっと否定しません。
今でも欲しいよ。
だって、私と夫はあまりにも違って。子どもが生まれたら絶対めちゃくちゃかわいいはずなんです!(笑)



だけど、子どもがいない自分でも胸を張って生きる。
残念だけど。残念だと思いながら今を楽しく生きる。
夫には申し訳ない気持ちもあるけれど、
特別養子縁組とか里親とかそういう選択肢もあるうえで二人で選んだ今なのです。
(実際にはそこにも健康が絡んでくるのよね、世知辛い…とはいえ子どもの福祉のためには親の健康も大切だよね。。)




というわけで、
長かった割には何か特別なきっかけとか素敵なストーリーもオチも何もないおハナシでした。

ここまでお付き合いいただいて、ありがとうございました。





f:id:harapekoikko:20211113002202j:plain
🐱アタシのことをお忘れじゃありませんか?


あ、そいえばコドモ居たわ(笑)

子どもが欲しかった子なし女の話②

つづきです。

harapekoikko.hatenablog.com



「ダメ」と言われながら、「できる気がする」と思いながら、
数回通院するうちに私は結婚しました。

そして夏休みを利用してカテを受ける事に決めました。
新たにお世話になることに決めた病院では、カテ入院でも日付を決めて予約は出来なくて、
ざっくりと時期を決めて予約しておいて、病床や検査の状況に応じて直前に日程の連絡が来る方式。

職場で健康診断は受けていても「子どもの頃にちょっとね」程度に
嘘をつかないギリギリのラインでのらりくらりと現状を告げず受け流してきた私でしたが、
お休みの日程を入院の都合に合わせてもらわなければならなくて、、
ものすごい勇気を出して、初めて上司に相談・お願いをしました。
それでも病気のことはちゃんと話さずに、、
「ちょっと検査入院する必要がありまして」となんだかよくわからない頼み方。
今考えると、よくいろいろと聞かないで休み取らせてくれたな..と思います。
それくらい、上司も聞きづらかったというか、私があまり話したくない雰囲気を感じてくれていたのだと思います。

その頃の私にとって病気は「弱み」で、「知られてはならない事」で
「自分一人で何とかしなきゃいけない事」で、
病気のことを理由にするのは「負ける事」「甘える事」でした。


カテ入院は土日入れて10日もかかりました。
子どもの頃にオペした病院からも資料を取り寄せてくれたり、
いろいろな検査をしてすごくしっかりと調べてくださり、最後にカテとなりました。

カテ前の説明でも、妊娠・出産に必要な条件と私の現状と、、
なかなか厳しそうな内容を具体的に説明してくれました。
それでも私は一縷の希望もあるような気がしていました。



カテは4時間かけてしっかり調べてくださいました。
安静の時間中、先生が部屋に寄ってくれて家族になにか話してくれようとしたみたいでしたが、
淡泊なウチの家族はその頃には全員帰宅していました(笑)
また、主治医ではない誰だかよくわからない先生が来て、
「こうなってますね~」とわかるようなわからないような話をして去っていったのをなぜかよく覚えています。

安静中とその夜と、私はフォンタン後で出産された方のブログをずーっと読んでいました。


退院は私のおぼろげな記憶では翌日のように思えるのですが、
今の普通の流れだと翌々日なんですよね。
だとすると、間の1日の記憶がまるっきり無いです(笑)
その頃は翌日退院させてくれてたんだろうか??

ともかく、退院の日は平日で、私は一人でキャリーバッグを引きずって帰りました。

退院の日の帰る直前に、外来の主治医が病棟に来て話をしてくれました。
この時も、主治医は私の家族がいないことについて不本意そうでしたが、
IC室で看護師さんが一緒に話を聞いてくれました。

先生は説明用紙2枚にぎっしり書いてきてくださって、上から順に説明してくれました。
話が進むにつれて、なんとも嫌な感じがしてきて、、
「ダメ、、それ以上言わないで...」と思うか思わないかのところで
おなじみの『妊娠はお勧めできません』の文言が。
その枕詞には『妊娠・出産に耐えられない心臓である』『母子ともに生命が危険にさらされるので』。
それにとどまらず、その場で先生が『禁忌』と用紙に書き足しました。
(私のこと、よくわかってますよね。「お勧め」できなくても「出来る」んじゃない?という考えにNO!と釘を刺してくれました。)


感情より先にぼろぼろと涙がこぼれてきて、
先生はティッシュを差し出してくれて、看護師さんも見守ってくれていて。
受け止めきれない事実と人のやさしさが同時にすごい圧で私に向かってきた体験でした。

話はそこで終わらず、
「妊娠・出産とかいう以前にこれからこんな問題が起きてきますよ」という
時限装置みたいな予言みたい話が続き、、
とにかくなんとか受け止めて、涙を止めて家に帰らなければと必死でした。

必死で笑顔でお礼を言って家に帰ったけど、
家についたら一人でまた号泣、夫帰宅でまた号泣(笑)

でも翌日から何事もなかったように出社して仕事をしました。
何が悲しいのかもよくわからないくせに、しばらくは仕事中も気を抜くと涙が出そうになったりしていました。



たぶん子どもが持てない事そのものよりも、
病気が理由で
「自分の力ではどうにもならない事」「がんばってもどうにもできない事」があるということを否定できない形で突きつけられて、
それが私にはどうしても受け入れ難く、苦しかったんだと思います。

だけど、それは私が一番受け入れなければいけなかった事でもあって。
あの時、必要があってあの体験をしたんだなぁと思いますね。





f:id:harapekoikko:20211025222446j:plain
( ˘ω˘)スヤァ

...まだつづくよ(;'∀')

子どもが欲しかった子なし女の話①

私は子どもが欲しかったけど、産めなかった人です。

例に漏れず、私も複雑な気持ちを拗らせている時期がありました。
でも4・5年前?くらいから、身近な人の出産を素直に喜べるようになりました。

最近「おめでとう」と「私もそんな時があったな」を感じる機会がありまして、
ちょいとめんどくさい話を書いてみることにしました。
時間が経って、あの頃のヒリヒリしてた感情はあんまり表現できないけれど、、
その分「低刺激」な内容になると思いますので、
よかったらお付き合いくださいませ。



***

社会人になるのが遅かった私ですが。
社会に出てすぐは仕事できることがうれしくて、職場がバリバリに忙しかったこともあり、
仕事に全力を尽くしておりました。
一人暮らしも始めたので、誰に何を言われることもなく仕事だけに力を尽くせました。
(家では廃人のようだった)
で、通院の予約が入っている日がうっかり出勤になったのをきっかけにドロップアウト
当然服薬も自己中断。
だって通院したって経過観察しかないじゃん。
経過観察したって良くなるわけじゃないじゃん。
薬飲んでも何も変わらないじゃん。
それより私は忙しいんだよ。後で時間があるときに予約取り直すよ…
と、自分に言い訳しながらズルズル3年ほど経過。


再び予約を入れたきっかけは、彼との将来が見えてきたこと。

もともと主治医に「出産は勧めません」と言われていたのですが、
私は子どもが欲しかったし、あきらめていませんでした(笑)
チアノーゼが問題なら再手術でもなんでもして、
ハイリスク出産でもなんでもやり遂げてみせるよ!と思っていました。
「現状を改善する治療ができるかどうか判断するにはカテーテル検査が必要」とも言われていましたが、
カテするには入院しなきゃいけないじゃん!仕事休めないから今は無理!と
彼氏もいないのに、結婚できるかもわからないのに、今仕事休むのは無理!と
将来のことに正面から向き合うことを先延ばししていたのです。

そんな私にも縁あって、結婚しようかという方向へ。
そうと決まれば早い方がいいし。そもそもハイリスクなんだから若い方が絶対いい!と
やっと、本気で向き合う覚悟で外来の予約を入れたのでした。


その結果…
超久しぶりに会った主治医に「転院先紹介します」と言われました(笑)
3年もすっぽかしておいて主治医なんて言えないけれども。

当時かかっていた病院は大きな小児病院で、成人先天性心疾患も診てくれる病院なのですが、
この先年を重ねる事を考えると成人の様々な診療科もある病院で連携してもらった方がよいとの話。
そして、どうせカテするなら紹介先でした方がよいと。

先生の話はごもっともなのですが、私は「何年もすっぽかすような奴をもう見れない」と言われた気がしました。
実際信頼関係が全く築けなかった事も大きいと思います。

少々ショックを受けつつも私自身しっくりきていなかったし(だからこそドロップアウトしたのだと言ったらズルいかな?)、
出産するなら当然産婦人科がある病院の方がいいよね!とも思って従うことにしました。
紹介先の選択肢として挙げてもらった2つの大学病院のHPを何度も見て、
ココのこの先生!と決めて紹介してもらいました。



ドキドキしながら紹介先の外来に行くと..
ものすごく丁寧に説明してくれて、こちらにもいろいろ訊ねてくれる先生でした。
正直、子どもの頃から病院の先生にしっくり来たことが無かったのですが、
初めて「この人は私のことをわかってくれている」と思いました。

そんな感動があった初診外来の最後、勇気を振り絞って「私に出産できますか?」と聞きました。

返事はやっぱり同じでした。
二人目の「お勧めできません」。
採血・レントゲン・心電図・SpO2のみの少ない情報からでも「お勧めできません」と言い切られてしまいました。

厳しい現実を突きつけられた気がしました。
(いや、ずっと現実は伝えられていたのに私が勝手に受け取っていなかっただけですが…)


それでもあきらめきれなくて、そして「自分はできる気がする」気持ちが捨てられなかった私。
ちゃんとカテして調べてもらおう、そして再手術して出産に挑もう…と勝手にこっそり思いながら、
そのためにも今度はこの先生と、病院と、
しっかり信頼関係をつくらなければ!と思って通院するようになりました。



***


あー長い(笑)簡潔に書けない!
疲れたので、、続きます💦


f:id:harapekoikko:20210927235602j:plain
ハナシ下手だから眠くなっちゃったよ

煩悩の効能

超久しぶりにブログ書いてみます。
何を書く気なのか自分でもよくわからず見切り発車。


8月は…しんどかったです。心が。
コロナが大変なことになっている、救急車の音がいつでも響いている、、
病院にかかれず亡くなっていく人達がいて
こんな状況にならないようにの努力しかしていない医療者が毎日つらい思いしかしていない、、

そんな中、街には人があふれ
TVではオリンピックばっかり、ニュースはほとんどやっていない。

なんでしれっと毎日送れるのか、
心に負担もなくオリンピックを楽しめるのか、、
みんなサイコパスなの???

と。

毎日毎日、東京都の感染状況を陽性率を病床の状況を自宅療養者の人数をチェックして、
ワクチン接種の進捗をチェックして、、
そんなの私が見たって心配したって、何にもならないのはわかっているけど
確認せずにはいられなくて。(コロナ始まってからずっとです。) 

でも何もできない自分は、とにかく体調管理して病院にかからず
息をひそめて生き延びるしかない…!と思いながら過ごしました。


私がラッキーだったのは、
夫ものん気な方ではあるけどある程度状況への理解はしてくれて、
そして同僚と心配を共有するおしゃべりができた事ですね。
たまに外に出さないとおかしくなりそうで。

陰謀論に毒された変な人(笑)とかが周りにいなかったのは幸いでした。




一方そんな鬱々とした怒りや悲しみを引きずりながらも、
毎日仕事を楽しんでいました。今も楽しいです。
やるべきことがあって、こなして片付けていくことができるというのは、
それだけで救いになると思います。
ホント、今私に仕事があってよかった。。



そして。
メイクにハマっておりました(笑)
ずーーっと抑えていたコスメへの物欲が、プチプラ買ったらガバガバに…
結局プチプラじゃ満足できなくて情報収集してデパコス吟味して、、
かなり買いました。ホクホク。

f:id:harapekoikko:20210918130942j:plain
Too Faced テディベア アイシャドウパレット🐻

私にはラブリー過ぎるけど…可愛さに負けてほぼパケ買い。
自分への誕生日プレゼント♪(なんとでも言い訳できるのです(笑))
一部のラメが強くてペッカペカになっちゃうので調整しつつ、
やりすぎないように&消えすぎないようにのバランスに苦心しつつ使ってます。

f:id:harapekoikko:20210918131717j:plain
選ぶ段階が一番楽しかったりね。

絶対なじむアイシャドウとチーク&ちょっと挑戦のマットリップ。

Diorのサンクはずーーーっと愛用していたやつがもう無くて、同じの欲しいくらいだったけど廃版で。
(使用期限とか言わないでね💦)
迷って迷って選びました。結局無難系。

艶感出るチークがほしくて、MACでしょ!と思い、
地元の百貨店にカウンターあったので色選びに行ってきました。
コスメカウンターに行くの10年ぶり以上かも
マスク越しですが、実際に色乗せてもらって選べてめちゃくちゃ満足です。

ADICTIONのマットリップは何度か手元で色見つつ買えなかったものを、
勢いで買ってきました。
家で塗ってみたらやばいくらいに似合わなくてやっちまったーと思いましたが
今朝指でぽんぽん塗りしてみたらいけるかも♪意地でなんとかして使おう(笑)


職場ではマスクだし夫にしか会わないし、
何のためのメイク?って感じですが、
自分のため以外にないですね。

朝、眉毛が決まるだけで、まつ毛がキレイに上がっただけで
職場でトイレに行って手を洗う時、アイシャドウがキレイに乗っているだけで
お昼後に歯磨きしてる時、ファンデがいい感じに皮脂になじんでるだけで、、
気分がググっと上がります。
きっとネイルが欠かせない人とかも、そんな感じなんだろうな。



なんとなく、(医療情報からも)
自分は50歳までかな、と思って生きてきて
それでも「まだそんなにあるんだ、長いなぁ…」とどこか持て余すような気持ちもあって、
でもオペしてめちゃくちゃ元気になっちゃって、きっと先も伸びちゃって、
「好きだった仕事からも離れちゃったのに、どうしろと?長いよ、、」とか
思ったり思わなかったりでしたが。

現金なもので。今楽しいです。 
何者でもない私だけど、けっこう楽しい。
煩悩に、生かされております。




f:id:harapekoikko:20210918135210j:plain
こんなに大きくなりました
f:id:harapekoikko:20210918134829j:plain
心配させるために生きてるような猫
f:id:harapekoikko:20210918135645j:plain
心配させるだけさせて、まだまだ元気です。

タイミングがすごいね

8月のはじめに心臓&消化器の外来予約が入っておりまして…

昨日、主治医に電話入れて予約延期のお願いをしました。


病院に行って感染するとは思ってないけど、

申し訳ないと思いながら先生に連絡するより予定通り行く方がラクだけど、、
この状況下で都心に向かうのはちょっと自分で自分にヒンシュクで。。
そして今はホントにホントに医療が必要な人以外は病院に行くべきではないと思ったので。

いや、私も一応必要があって予約しているハズですが(笑)


ともかく、忙しい中で先生から折り返し連絡いただいて
処方箋も郵送していただいて。
そして延期した次の予約は11月!!
私はとりあえず自分のワクチン済んだら…くらいに考えていて、1か月後とかになるかな?と甘く見ていましたが
今の波が落ち着くまでは最低3か月かかるだろうという主治医の考えに従いました。

確かに、、9月が今よりマシだと…思いたいけど、この先にホントの地獄がある気もする……
外から見ていても心折れそうな現状に、医療者たちの心が心配です。
コロナ禍、やっぱり私には無力感との戦い。

ともあれ半年も外来に行かないなんて、何年振りだろうか。
10年ぶりかも。
ちなみに10年前は通院すっぽかし&服薬自己中断中でした(;´▽`A``




そんなことした昨日が終わり、眠っていた今日の明け方、、

不整脈にびっくりして目が覚めました。
軽い短い頻拍はちょいちょいあるのですが、いつものそれとは何か違う、
とても違和感のある頻拍でした。これも心房細動なのかな??
脈が変なだけじゃなくて、なんだか心臓あたりからぶわっと身体が熱くなるような感覚が。
造影剤入れたみたいな感じ??

え?え?となったけど、わりとすぐ止まったし、きっと何でもないやつなんでしょう。
でもちょっとびっくりしちゃって。
怖かったです。
何気に不整脈に怖さを感じたの初めてかも…
半分寝てたから、謎の感覚がしちゃったのかもしれません…?

たぶん明日、遠隔モニタリングでデータが送られる日なので、
なんかおかしいやつだったら、先生見てくれるよね?ね?と思っております(笑)


これ先にあったら、予約延期しなかったかもなーと思うのですが、
実際次の予約はペースメーカーチェックはもともと無かったので同じかもしれません。

11月にこうご期待!
また拍子抜けしそうですが。(それ一番いいやつ)








***

昨日のごはん。
帰りに近くのカフェでテイクアウトしてみました。
人っ子一人いなかったので、お店で食べても同じだったかな?
(でも一刻も早く家に帰りたかった私。)

f:id:harapekoikko:20210731132021j:plain
どーん!

デミグラスソースのオムライス。
とろとろでソースたっぷりで、900円なり。

めちゃめちゃ満足感ありましたが、ボリュームありすぎて…
めちゃめちゃ胃がもたれました。。


まさか、不整脈の原因って… (笑)(笑)

思わぬタイミングでNewおくすり手帳

前回の外来でおくすり手帳の残りのページが無くなっていました。

なんかかわいいのあるかな?とネットを徘徊したりもしましたが、
結局めんどくさくなって(笑)
次の外来の時にいつもの薬局で新しいのをいただこうと思っていたんです。

が、この前いきなり左目が充血というか出血して
かなりホラーな見た目に…。
しかもその日はずっと左側に頭痛があったので、、
目の出血を見て「え?頭の血管切れた??」とか思って職場の人とビビり(笑)
仕事帰りに近くの眼科にすべりこみました。

ただの乾燥・アレルギー・コンタクトの刺激による出血でした(;''∀'')恥 
頭痛も目の不調から来ているんだろうと…
目が乾くことはあれど全く気に留めていなかったので、そっちかーーい!とびっくり。


で、目薬を処方されたわけですが、、
ここで「おくすり手帳」問題。

初めての薬局で、新しいおくすり手帳をもらうのってどうなんだろ…
変なのだったらヤだな…← 

などと思いつつ処方を待って、、
Newおくすり手帳をゲットしました。 






f:id:harapekoikko:20210715123132j:plain


かわいいでしょ?🐼

おじいちゃんの薬剤師さんが「こんなのとか、こんなのもあるよ…」と
いろんなデザインのおくすり手帳を見せてくれて、
最後の方に出てきたパンダに目が釘付け。
迷わず選んできました(笑)


写真下にあるのは旧おくすり手帳です。
なんと平成24年から使っておりました。

私昔は不良患者で…服薬勝手にやめたり、
通院すっぽかして3年くらい病院行かなかったりしていて…
心を入れ替えて(病院も転院して)、コンプライアンス守る良い患者(?)になってからの歴史が
このおくすり手帳に詰まっています。

心を入れ替えた(笑)エピソードとか、いつか書ければいいかなぁ。
そんなんばっかりですが。

ま、なんにせよ長い間ちょびっとしか薬を飲んでいなかったので、
こんなに長持ちしておりました。
新しいパンダ手帳はページ数も少ないし今は以前より処方量が増えているので、
そんなに長いお付き合いにはならなそうですね。
(それでも薬は少ないと思う。安定ちゃんなので♪)

といいつつ、まだパンダに心臓の薬の情報無いので、しばらく2冊持ちです。
お別れまであとちょっと~~


ちなみにちなみに、写真一番下にあるポーチは医療関連グッズをひとまとめにしているポーチです。
以前「通帳ケース」で妥協していたのですが、Creemaというアプリで作家さんに作っていただきました!
サイズと生地を好きなものにしてもらって、軽いし、+αでいつも持ち歩かないものを入れることもできるし理想的✨
カード類の入るポケットもありますよ。

このポーチに入れ替えて、荷物のゴツゴツ感が無くなりとっても快適です!




***

またコウケンテツさんレシピ。


www.youtube.com

f:id:harapekoikko:20210715131150j:plain
ちゃんと(?)チビ助もいるよ


たぶんぶっ叩きが足りなくて謎の形になってしまいましたが、
めちゃめちゃサクサクでおいしかったです。
衣のつけ方と揚げ焼きで、揚げ物のハードル大幅ダウン!
胸肉が淡泊なので、塩・胡椒・レモンのシンプルな味付けがぴったりでした。







f:id:harapekoikko:20210715131559j:plain
スヤスヤ と思いきや…
f:id:harapekoikko:20210715131641j:plain
狸寝入り👀

食べるって生きることだもんね 

最近食べたものたち。ほとんど6月(笑)


夫の誕生日に去年のリベンジで焼肉屋さんへ。
行きやすい場所に半個室ありの割とよさそうなお店を見つけ、予約しました。

f:id:harapekoikko:20210704112050j:plain

赤身肉を推しているお店だけあって、
厚切りのハラミがすごくおいしかった…!
で、食べるのに夢中になり、その後写真を忘れる。
「トモサンカクの握り」撮るの忘れたのが悔やまれます。

f:id:harapekoikko:20210704112734j:plain
冷麺ハーフ

思い出したように冷麺を撮る(笑)

まだまだお店選びに気を使いますが、気張らずのんびり楽しめてよかったです。



おうちごはんの方は、最近コウケンテツさんのレシピにはまっています。
おいしそうなうえにYouTubeがおもしろいのです♪
特に「これ添えて」という副菜シリーズと「チキンは裏切らない」シリーズが好き。

で、直近で真似して作ってみたのはコレ。

f:id:harapekoikko:20210704113159j:plain
フライパンでビビンバ!(ぐちゃぐちゃにしてから撮るっていう大失態)


www.youtube.com

ちょうどあった豚ひき肉で作ってしまいましたが(笑)めちゃうまでした。
3種の野菜のナムルをいっぺんに作ってしまうラクチン技がすごい。
今度はちゃんと牛肉でリピートしようと思います。



そして、冷蔵庫を圧迫する野菜たちをどう料理しようかな~と検索して見つけたのがこちら。

www.lettuceclub.net

f:id:harapekoikko:20210704114209j:plain
明らかにお皿の選択を間違えております。

左にあるのは生姜入り人参のきんぴら。こんなに食べきれないのに全部盛ってしまった。

これ、すっごいおいしかったです。
いんげん胡麻和えも好きだけど、油と相性がいいから揚げ浸しにしたりもしていましたが、
「オイル煮」すごくいいです。トマトもまたいい!
野菜だけ、味付けは塩こしょうだけ、なのにすごくおいしい。
めちゃ簡単だし絶対またつくります。



最後は昨日の夜ごはん。

f:id:harapekoikko:20210704115118j:plain
高く盛ってみたかったの。

豚バラブロックを買ったので、1/3はスライスして甘辛味の焼肉に、
残りの2/3をネギと生姜とにんにくいれてじっくり茹でました。
それをスライスしてもやし、キュウリといっしょにコチュジャン入りの醬油だれで。

この写真の2倍以上の野菜を後添えしてモリモリ食べました。
お肉は溶けてなくなっちゃうくらいに柔らかくておいしかった…。

茹でたお肉は最初のブロックの1/3強まだ残っているので、たれを変えて、合わせる野菜を変えて、また楽しめそうです。
そして茹で汁は冷蔵庫にいれて固まった脂を除いてスープにしようと思います♪



以上です!


タイトルは孤独のグルメ シーズン8にて怪しい店主役の室井滋さんのセリフです(笑)
微妙に間違ってるかもですが。
シーズン9楽しみ過ぎますね。(金曜日だから夜更かしがんばれそう…!)